で、で、出た! 恐竜が出た!
それも、こちらに向かって走ってくる。つぶされる!
イサーンは、かつて恐竜王国でした。
Khon KaenとかKalasinは、恐竜の発掘で有名です。
私は知りませんでしたが、
Nakhon Ratchasimaや、PhitsanulokやPetchabun、
Chaiyaphumも恐竜の骨が出ているようです。
今回は、遺跡を廻る旅の途中に
Kalasin県のJurassic Parkに寄ったので
紹介します。
しかし、寄ったと書きましたが、
本当はTレックスが闊歩した足跡の化石を
見たかったからです。
Jurassic Parkは、Kalasinから
227号線を北に向かうとあります。
右写真の山の中腹です。
山の中腹にあった掘立小屋の中に恐竜の骨が!
ひとつは、大きな首長竜の一種だと思います。
もうひとつは、Tレックス(チラノザウルス)です。
でも、これは偽物でした。
これは、その偽物のTレックスの足です。
3本指です。
これは、ちゃんとした屋根付きの博物館の中に、
本当の発掘現場が保存されています。
右は、
発掘現場の恐竜の骨の散乱具合がわかるように、
骨の位置を平面図で記録してあります。
すぐ上の写真の骨は、
右写真の左の骨の塊です。
子供の恐竜が尻尾を丸めたような形で死んで
化石になっています。
すぐ上の写真の骨は、右写真の左側に写っています。
右は、小型恐竜の足跡の化石の石膏どりです。
でも、私が見たかった足跡とは少し違います。
本当の岩盤の上に残った
もう少し大きな足跡の化石が
Kalasinにあったはずです。
小さな館内を見て歩いていたら、
右の説明文を見つけました。
私が見たかったのは、この足跡です。
しかし、タイ語の説明で読めません。
受付に座っていたお姉さんを呼んで、
この化石はどこにあるのか聞きました。
そして、明日、さっそく行って見る事にしました。
翌日、恐竜の足跡の化石のある山に向け出発です。
Kalasinから213号線を北東へ、Somdetで東へ折れます。
そして、Huai Phungで北に折れます。
途中の山の中に、恐竜の足跡化石があります。
車1台が通れるのがやっとの道を登って行くと、
公園の管理事務所があり、
そこからは化石のある岩場まで歩いて行く事になります。
公園の職員さんが案内してくれました。
途中、木の化石(桂化木)がありました。右の写真です。
(参考:Surin県の
Prang Nong Bua Thoom
にも
桂化木がありました。)
3本爪の足跡の化石がありました。
もしかしてTレックスの足跡?
私には、何の恐竜の足跡か見分けはつきません。
私の手の大きさと比べたところ。
これは、象とかカバの足のような足跡の雰囲気に、
でっかい体の草食竜の足跡ではないだろうかと
勝手に想像しましたが、真偽は不明です。
左端の人が私を案内してくれた人。
その他の人達は、
同じタイミングで足跡を見に来た人達。
日本人だったら
知らない人達と一緒に撮ろうと言う事に
なかなかなりませんが、
なぜか、一緒に写真に納まりました。
そして、この人達、平気で足跡の上に立ってます。
もったいない!
川の流れの中にも、足跡があります。
足跡が残っていた岩盤と、その上を流れる川です。
私を連れて来てくれた運転手の
Thanuさん
です。
足跡の前で。